企業関連実績
株式会社 東広島ケーブルメディア様
ケーブルテレビ導入背景
地上デジタル放送開始に合わせ、それまでのSDシステムのHD化を図ると伴に、エリア内で行われるイベント中継で二元、三元中継に対応できるよう、また、デイリーのニュース生番組に対応できるようなシステムを構築しています。システム構築にあたっては基本的にはSDの時代の運用方法を出来る限り踏襲できるよう配慮しながら新しい機器の特性を生かせるよう構築されています。
システムとしては制作用スタジオ設備、番組自動送出設備、編集設備、中継設備など局内の制作系を導入しています。
システム内容
スタジオ設備では、ビデオ素材はサーバから直接送出が可能となっています。スタジオを使用しての収録は最大2台のカメラまで対応しています。エリア内で行われる大きなイベントの中継時に二元、三元中継等が行われるので大型のビデオスイッチャーを導入しています。収録にはビデオサーバを活用し、収録しながら素材が送出できるようになっています。
番組自動送出設備では、1チャンネルのHD放送を送出しています。送出にはサーバライクシステムを導入し、フレキシブルな番組送出に対応しています。
編集設備では、ノンリニア編集システムを3式、リニア編集室1式を導入しニュース素材や、番組の編集を行っています。
中継設備では、イベント中継、選挙開票中継などスタジオ外からの中継時に現場で簡易中継システムを構築できるよう可搬型の中継システムを導入しています。最大4台のカメラまで対応可能としています。
制作用スタジオ設備
番組自動放送システム
番組自動放送システム