文教関連実績
広島県公立大学法人 県立広島大学様
エッジ・アナリティクス・アプライアン ス(EAA)ハイブリッド講義遠隔講義システム導入背景
県立広島大学では20年前から遠隔講義を実施しており、システムリプレイスの度に、画質・音質の向上や表示の明るさなど、ハードウェアに依存する部分の改良は行ってきましたが、受講者からの「見た感じ」の問題点については操作でカバーするしかありませんでした。
2019年にSONYの「エッジ・アナリティクス・アプライアンス(EAA)」が発表されたことによって、それを使ったシステムのご提案をすることで「見た感じ」の問題点の解決を行いました。また弊社製オリジナルタッチパネルシステムを引き続き採用いただき、更なるブラシュアップを行ったところ、専任の操作員がいなくても簡単に操作ができ、さらに「見た感じ」の問題点をクリアしたことで学生の疎外感がなくなり、一体感が生まれ、新しいタイプの遠隔講義システムとなりました。
システム内容
AIを用いることで疎外感を無くす遠隔講義を目指したシステムを導入しました。また、弊社オリジナルのタッチパネル式操作パネルを導入することで、必要な機能のボタンを1タッチするたけで、使用することが可能となりました。
EAAを含むすべての映像と音声を常設パソコンにUSBキャプチャーすることで、Web会議でも使用可能とし、ハードウェアのテレビ会議とWeb会議のハイブリット講義も可能とした。これにより学生はもちろん、話者も講義室外からの参加が可能となりました。
広島・庄原・三原の離れた3つのキャンパスを繋ぎ両サイドのプロジェクターに学生映像を表示することで一体感のある講義を実現し、2021年4月に新設された叡啓大学にも同じものを導入しました。
教材表示用プロジェクターと、左右には講師確認用モニターを設置。また、中央には遠隔講義用メインカメラと、 右側にはWeb会議用カメラを設置。
- 機器収納ラックを設置し、通常操作が必要ない機器は全てラック内に収納して誤操作によるトラブルが起きないようにしている。また、専用タッチパネルで一元管理が出来る操作卓を設置。
- すべての操作を一元管理出来る県立広島大学様用にカスタマイズしたタッチパネル式操作パネルを設置。
- 接続先の学生を表示し一体感を醸成するため、講義室側面に向けてプロジェクターを設置。接続先の学生は目線の高さにカメラを設置。