北辰映電株式会社

社長挨拶

私たち北辰映電は、公共および民間施設の音響・放送・映像・監視・制御システム、自社製語学学習システムおよび教材の設計・開発・施工・保守、電気・電気通信・消防施設工事業、電化製品の店頭販売などを行うITソリューション企業です。

弊社の黎明期は、被爆後の広島市での復興活動が続けられる中、映写機販売と映画配給のビジネスに参入したことから始まりました。都市部の映画館で得た収入を元に、映画館のないリモート地でのボランティア上映会を繰り返すうちに、訪問先で風邪や感染症が減少する現象に気づきました。これは、同時上映の短編教育映画で呼びかけた手洗いの効果によるものでした。

この経験から「視覚と聴覚に訴える音声と映像は教育現場で大きな効果がある」とのひらめきを得て、1965年5月4日、メディア教育に特化した北辰映電を創設しました。

弊社の理念のひとつに「あるものは使おう、ないものは創ろう」があります。既存の製品を活用し、必要なシステムがない場合は自社で開発する精神です。単に製品を売って終わりではなく、そこにアイデアを加え、よりよい使い方をお客様にご提供しようという考え方です。これまでに開発したものには、自動録音(録画)タイマー、教材提示装置(書画カメラ)、大型映像教育環境、リモコン、ラインアレイ・スピーカーなどがあります。これらはすべて特許を申請せず、現場に早く届けることを優先しました。

時間とともに、今では教育分野以外でも仕事の領域が広がり、医療機関、博物館、科学館、競技場、国宝建造物、ケーブルテレビ、広島平和記念式典を含む屋外イベントなど、幅広い分野でサービスを提供しています。

XR、OSVP、AIなど新技術が急速に進化する時代において、私たちは技術とサービスの向上に努め、人間力と愛を大切にし、社会に貢献できる企業として社員一丸となって努力を続けてまいります。

代表取締役國本佳宏

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